アドリブに使うペンタトニックの覚え方ってもっと実践的にできるんじゃねぇかなって話

雑なタイトル……

ですが、そういう話です。


ギターでアドリブソロをやりたいという方がまず目にするであろう「Aマイナーペンタトニックスケール」。

↓こんな画像とともに「覚えましょう!」みたいなことが書いてあるサイトが多いですよね。

ですが、アドリブ初心者の場合、これを丸ごと覚えるのって結構ハードル高くないですか……?(もしかして自分だけ……?)

で、実際覚えたとしても、どうやってアドリブに活かせばいいのかわからなかったり、一つのポジションに縛られて、なんかカッコよくない弾き方になっていたり……

「もっとこう……ハイフレットまでガッッと弾きたいんじゃ!!」って方がいるのでは……?(もしかして自ry)

……まぁ自分がそんな悩みを抱えていたんですよ。

で、最近になってペンタの活かし方なんかを掴めてきたので、その掴めたことを共有出来たらなと。


まずは……

この意見に関しては賛否両論ある……というか否のほうが多いかと思うんですが……

アドリブ始めたての人が上にあるような表を丸暗記しようとするのはあまりお勧めしません。

理由としては……まぁ……練習が続かないってのが一番ですかね。

これを丸暗記して弾く…ということをやるのは、大体アドリブギター初心者の方だと思います。

アドリブ初心者のうちって「アドリブを弾いてる・弾けてる」という実感がとても大事だと思うんですよ。

そういう実感がないと、楽しくないので練習が続かなかったりするんですよね……

なので、もっと「弾けてる……!」という実感が持てるような練習をしながら、必要と感じたらペンタのポジションを覚える……という流れのほうが、モチベーション的にも効率が良いと思うんですよ。

今回の記事で、その「弾けてる」という実感が味わえるようなペンタの弾き方、それからペンタのポジションを丸暗記すべきタイミングなんかを、個人的な見解でご紹介します。


ええと……まずはマイナーペンタからいきましょうか。

よくありがちなこの表は使わずに……

こちらの二つを使います。

これもマイナーペンタの構成音で出来ているんですよ。

1枚の画像に二つポジションが描いてありますが、これは2弦にかかったときのポジションの変化が描かれているだけです。基本的な形は全く同じです。

で、キーの設定は、この表の赤丸のポジションにルート音を持ってくればいいだけ。

上の表では例として、Aをルートに置いています

上の画像では6弦の5フレットから始めて4弦7フレットで終わっていますが、4弦7フレットから同じような形でペンタを続けることができます(数字は指番号ではありません)

ただし、2弦はほかの弦と度数の関係が違うので、1フレット高いポジションを弾きます。

……ちょっと何言ってるかよく分からんって方も、とりあえず画像の通りに、2弦で1フレット高いポジションを弾くってことを覚えておけば大丈夫です。問題なく弾けます。

次にメジャーペンタ。

一応…一覧を出しておくと……

こんな感じですが……

一部を切り取ってみると……

こんな形に。

これも考え方はマイナーペンタと同じ。

キーをAにしたいときは、赤丸のポジションにAを置くだけ。2弦は1フレット高いところを。

まとめると……

赤丸のところ(ルート)に置いた音が、そのままキーになるよーってこと。

これの繰り返しでどんどん展開できるよーというお話でした。

この形を覚えるのって、例のペンタの表を丸暗記するより楽だと思うんですよ。

さらに、ハイフレットまで移動できるので、なんとなく「かっこよく弾けてる感」が出ますし、ルートを変更するだけでキーを変えられるという感覚も身につく。

これで楽しいと感じれば勝ちです。上達も早くなるはずです。

それと、この考え方はダイアトニックスケールや、モードなどにも使えます。


思ったよりも長くなってしまったので、ここまで。

「ペンタのポジションを覚えるべきタイミング」については、次回お話しします。

ではではノシ

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