前回はハードの紹介なんかで終わりましたが、今回から作曲に入っていきます!
作る曲は……ボーカル入れるかはまだ決めてないんですが、なんとなく奥〇民生さん風な曲が作れればいいな……という感じでやっていきます。
ロックな曲ですね。
(画像の時系列が若干おかしいところもありますが、ご了承ください……なるべく誤解の無いよう、見やすくするつもりではいます……)
まずは設定
ということで早速諸々設定していきます。
オーディオの録音・書き出しは32ビットで。
プロジェクトのサンプルレート、設定画面では48kになっていますが、今回だけ諸事情で44.1kでやっていきます。
BPM(テンポ)は120で。
Drummic’aをパラアウト設定
ではドラムをいれていきます。
今回使う音源は、ゼンハイザーが出している「Drummic’a」というもの。
DLはこちらから→http://sennheiser.us/drummica.html
この音源は、KONTAKT5というソフトウェアサンプラー上で動作します。
KONTAKT5も無料版があるので、DLしちゃってください→https://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/samplers/kontakt-5-player/
…そんで…これをパラアウトします。
ちょっとめんどくさい設定になるんですが……
KONTAKT5を立ち上げて、そのなかでDrummic’aも立ち上げます。
そうしたら、下の画像の赤丸部分をクリックして、Outputsをクリック。
このミキサーに、チャンネルを8つ追加します。
こんな画面が出てきます。
これを、以下のように設定↓
「Quantify」が追加する数。
「Number of channes」がチャンネル数。
例えば、チャンネル数が1の場合はモノラル、2でステレオ、それ以上で多チャンネルのサラウンドという設定になります。
で、Ascending output assignmentにチェックが入っていることを確認して、OKを押します。すると……
フェーダーが8つ増えましたね。
ここで、フェーダーの一番下の数字(チャンネルナンバー)が、st.1~st.9まで連番になっていることを確認してください。
↑青丸の中の数字が連番になっていることを確認
もし連番になっていなかった場合は、音源のKONTAKT5を入れ替えます。
……どういうことかというと、音源を追加するときに、KONTAKT5という選択肢が複数あるんですよ↓
これバグじゃなくて、追加できるチャンネルの上限がそれぞれ違うんです。
なので、今回の場合は32チャンネルまで追加できるものを探します。面倒ですが……
で、無事連番になったら、一度KONTAKT5を閉じます。
そしてもう一度立ち上げる。
これでパラアウトできるようになります。
そしたら、Drummic’a側でパラアウトの設定をしていきます。
まずは、OPTIONをクリック↓
そして下にスクロールしていくと、Outputの設定ができるところがあります。
以下の画像のように設定します↓
↑INDIVIDUAL OUTPUTSを設定する。アウトプットの数字は好みで構わない。
ここまでくればあと一歩……
最後、Cakewalkにパラアウト用のオーディオトラックを9つ追加します。
…僕のはトラックナンバーがおかしなことになっていますが、無視してください……
このオーディオトラックに、インプットを割り当てていきます。
これ以降のトラックにも、st.2のステレオ・st.3のステレオという感じで、ステレオのチャンネルを選択して割り振っていきます。
これで、各オーディオトラックにパラアウトできるようになったはずです。
一度音を出して確認してみましょう。
これが出来たら、いよいよ打ち込みに入ります。が……
思ったより長い記事になってしまったので、打ち込みは次回に持ち越しますね。
ではでは~ノシ
#1:[DTM]Cakewalk by BandlabでDTMしてみる #1 ~ドラム打ち込み編 前半~
#2:[DTM]Cakewalk by BandlabでDTMしてみる #2 ~ドラム打ち込み編 後半~
#3:[DTM]Cakewalk by BandlabでDTMしてみる #3 ~ベースREC編~
#4:[DTM]Cakewalk by BandlabでDTMしてみる #4 ~バスドラム&スネア ラフミックス編~
#5:[DTM]Cakewalk by BandlabでDTMしてみる #5 ~ドラム全体 ラフミックス編~
#6:[DTM]Cakewalk by BandlabでDTMしてみる #6 ~ベースの音作り&バランス編~
#7:[DTM]Cakewalk by BandlabでDTMしてみる #7 ~ギターREC編~