前回は、バスドラムとスネアのバランスをとって終わりました。
今回は、シンバルなどドラム全体の音を完成させます。
ハイハット調整
まずはハイハット。
聴いた感じでスネアと同じくらいか、少しスネアに負けるくらいになるようにフェーダーを動かします。
今回は大体ー14dbくらいにセットしました。
いつものごとく、SonEQです。
ローをカット、800Hzあたりに「ホワーッ」としたところがあったので、そこをカット。
高域はブーストしてシャリっと。
これでハイハットはOK。
タム
お次はタム。
タムは、前回キックとスネアでやったようにバスを作ります。
↑「ステレオバスの挿入」からタムのバスを作る。
各タムのバランスは、存在感が同じになるくらいに。
面倒ならタム全部のフェーダー真っ平でもOKかも……
今回は上のようなバランスになりました。
タム全体のボリュームは、「スネアに負けつつ、ちゃんと聞こえるように。」というのがセオリーっぽいですが、今回はフィルインで一発しか使っていないので、スネアと同じくらいの存在感にします。
そしてEQですが……
今回は90Hz以下をカット……のみ。
ミッドもいじろうとした痕跡がありますが、結局いじってません。
これでタムはOK。
オーバーヘッド
次はオーバーヘッドマイク。
ここは詰めようと思えば思うほど沼っていくので、今回は簡単にやります。
まずはEQとコンプ。
SonEQを使い、ローカットと、ハイを少しブースト。
1.2kHzあたりになにかおいしそうな音をみつけたので、そこもちょっとブースト。
コンプはDensitymkⅢというフリーのプラグイン。
普段あまり使っていないのですが、せっかくフリー縛りでやっているこの企画なので、使ってやろうと。
使い慣れていないので、良い感じになるように勘でいじりました。
恐らくTimingがアタックタイム。
次はボリュームの調整。
目安にするのは、クラッシュシンバルの音量。
これを、ハイハットに明確に勝つように調整します。
今回は大体ー11dbくらいになりました。
そして、オーバーヘッドにはハイハットの成分も含まれていて、追加すると少しハイハットが大きくなりがちなので、ちゃんとハイハットのフェーダーも調整してあげます。スネアと同じか、すこし負けるように。
これでOK。
今回はここまで。
次回はベースの調整します。
ではでは~ノシ
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