長い企画になっていますが…

今回で折り返しです。もう少々お付き合いいただきたい…

今回はSET4を見ていきます。

 

SET4：ROUTE66（ペイロード）

 

SET4はペイロード。

 

最初の攻撃はRunから。

ファーストピックは、

Run：ハルト・ホッグ・ザリア・ファラ・アナ・ルシオ

Luna：ウィンストン・トレゲン・76・アナ・ルシオ

という構成。

 

ポイント1までは、Runのファラがゲンジになったくらいで、

大幅なピック変更は無し。

 

ポイント1を取ってから、

Run：ザリア→76

Luna：76→D.va

と、変更。

1～2の間では、特に変更なし。

 

2～3では、Runがゲンジ→D.vaと変更。

あっさりと3ポイント獲得します。

 

そして攻守交替。

最初のピックは、

Run：ウィンストン・D.va・ファラ・トレーサー・ゲンジ・ルシオ

Luna：ウィンストン・76・トレゲン・アナ・ルシオ

という構成。

 

Runは、ルシオだけでは流石にヒールが足りず、

ファラが、リスポーンのタイミングでアナに変更。

そしてウィンストンもハルトに変更しました。

 

Lunaも、76をD.vaにしてタンクを増やしました。

で、無事ポイント1を獲得。

 

ポイント2に入ったタイミングで、Lunaは

ウィンストン→ハルト、D.va→ザリア、ゲンジ→ホッグと変更。

Runはザリア→ゲンジと、攻撃的な構成に変更してきました。

 

このポイント2～3の道で、RunがLunaを抑え込み、

SET4もRunが獲得しました。

 

…考察…

さてさて…

まずRun攻めのファーストピックですよ。

3タンク構成にアタッカーがファラのピック。

 

普通はもっと弾をばらまけるヒーローをピックするんですが、

66ですと、防衛側はガソリンスタンド上に陣取ります。

そこをガッツリ荒らせるので、不思議なピックに見せかけて

いいピックになっています。

ただその場合だったら、D.vaでガソリンスタンドに乗ってフォーカスさせてる間に

ファラで狙う…という形のほうがいいですね。

ザリアよりもD.vaのほうが良かった気がしますねぇ…

 

一方守りのLunaも、ガソリンスタンドを荒らしてくるのを分かっているので、

最初はダイブ構成で、詰め守りをしていました。

これによってファラをピック変更させることに成功します。

そうなると、Lunaは76をピックしているので、ガソリンスタンド上から

有利にダメージを出すことができるんですね。

ファラをピックしてくることが分かっていたかのような

見事なピック勝ち。よく研究してきていますね。

 

ただ…Runの個人技が凄まじく、ペイロードを押し切ることに

成功します。

ポイント2～3の最後の直線で、Lunaがバスティオンをピックしていたんですが、

それも軽くあしらっての3ポイント獲得です。

もう笑うしかありませんでしたね……

 

 

対するLunaの攻めは、最初はダイブ。ポイント2～ハルト構成。

 

ポイント1～2までは良かったんですが…

問題は2～3なんですね。

 

少し相手へのケアが遅れていた印象です。

それからピックミスも。

 

Runは最終的にハルト主体の構成で守っていました。

それに対して、盾を割るorヒーラーを狙う動きをしなければ

相手を壊滅させられないのに、そのどちらの動きも

出来ていませんでした。

終盤になってホッグを出してバックラインを荒らそうとしていましたが、

それもゲンジと交代させていたため、敵のバックラインまで

入り込めません。

 

普通はゲンジやトレーサーで敵の前線の意識を散らしてから

ホッグが入る…という動きをするんですが…

ゲンジorトレーサーがいないとホッグが裏に入り込む前に

倒されてしまうんですね。

 

ここがピックミスだったのかな…と。

 

それと、Runにシャターをガンガン決められていました。

これはハルトのポジショニングかなぁ…

 

かなり好き放題されていた印象です。

 

 

結局このSETはポイント3-2で、Runが獲得。

わずか4セットでRunが優勝に王手をかけます。

 

このプレッシャーの中、Lunaはどう戦っていくのか…

 

…次回、SET5の考察です。

 

 

ではでは！